令和の時代を生きる私たちにとって、 旅すること、物見遊山することだけではなく、例えば気になっていた近所のビストロに行くこと、 友達の実家に遊びに行くこと、街で夜遊びをすること、1ヶ月間地方で借り暮らしをすること、 オープンワールドのオンラインゲームの世界に没入すること、それらすべてが『観光』なのだと思うのです。 そんな、より広い『観光』のあり方を発見し、実現していくための場として『令和観光研究所』を設立しました。
SNS ➡︎ 直接予約を増やすテクニック
2021年11月05日

目次

  • ■ こんな課題にアプローチします

  • ■ 期待される効果

  • ■ 具体的な方法

  • ■ 終わりに

こんな課題にアプローチします

・SNSでの発信が自社予約の増加に中々繋がらない。

・そもそもSNSの発信が効果的なのかわからない。

期待される効果

各SNSをもう1つのホームページとして機能させる

突然ですが、皆さまが旅行のプランを練るときに一体何から情報を得ていますでしょうか。
これまではホテルを選ぶ際にはまとめサイトやOTAを見たり、ホテルのホームページにアクセスして、情報を収集するのがメインだったと思います。
しかし、現在はSNSの発展により、旅行のプランを練ったり、ホテルを選ぶ際にはSNSをメインに情報収集するような動向が見られます。
SNSは個人でも飲食店でもホテルでも簡単に始められる且つ情報の新鮮度が高い媒体です。
そのため、SNSがこれまでのホームページが持つ「予約ができる」という機能を持つことでシームレスな予約が実現されると考えております。
CHILLNNを使用すれば、SNSを『もう1つのホームページ』として活用し、2つの特徴をを掛け合わせて効果的な魅力発信をすることが可能になります。

何故、SNSが「もう1つのホームページ」になり得るのか

現在の動向として、旅行系メディアが行った「旅行情報の収集方法と宿泊予約の意思決定の年代別調査」をみると、20代以降のユーザーが旅行プランを練る上で重視する情報の2番目に「SNS(Instagram、Twitter)」を使用している傾向があることがわかります。
(出典:株式会社Stayway)

【データ】旅行情報の収集方法と宿泊予約の意思決定の年代別調査

また、イギリスの大手ホテル家具メーカーが行った「過去2年間にホテルを予約をした18歳から34歳までのミレニアル世代1千人を対象とした予約動向の調査」の中で「予約の意思決定に関する対象者の予約前の動向」について触れています。

■即座にオンライン予約ができなければ、49%の人は予約をしない

調査によると、予約の意思決定をする上で上記のような傾向が見られるため、SNSを活用したホテルのマーケティング戦略の重要度が高まっていることがわかります。
(出典:Knightsbridge Furniture)

【調査】ミレニアル世代の8割はGoogleでホテル探し 口コミは「テキスト」から「写真」の時代へ

上記の調査やデータから、SNSの活用はホテルが予約を拡大していく上でマストなものといっても過言ではないということがわかります。

何故、SNSとCHILLNNは相性が良いのか

D2Cとは

「Direct to Consumer」の略で、”消費者に対して商品を直接的に販売する仕組み”のことを指します。すなわち、自社で企画・製造した商品を、ECサイトなどの自社チャネルで販売するモデルのことです。 ※詳しくは下の記事をご一読ください。

これまでの予約エンジンが前面的に表現している情報は「価格」「空き室状況」といった予約のみに特化したものでした。
そのため、HPの予約リンクをSNSのプロフィールに貼り、直接予約の受け皿として使用するにはデザインや訴求できる情報のミスマッチにより難しかったと思います。

CHILLNNはそのミスマッチを解消しています。

CHILLNNの場合は、画一的なものさしで測れる魅力ではなく、その宿の「個性や雰囲気」、「歴史や体験価値」などの数値化できない情緒的な魅力を表現できるように設計しています。
ゲストは魅力的な予約ページから魅力を受け取った状態で予約をするため、ミスマッチを未然に防げるような予約体験を提供します。
これにより、発信の受け皿をCHILLNNの予約ページにすることで、以下のような形で2階層でスムーズに予約まで辿り着くことができます。

① 投稿(SNSで発信する部分的に切り取った宿の「世界観」や「人柄」といった定性的な魅力情報)

② CHILLNN予約ページ(更に魅力を深掘りされた新鮮な情報(季節限定のプランや立地している地域の魅力など)

③ 予約

「ゲストと宿がSNSで出会う」

「SNSから直接予約をする」

「CHILLNNで魅力を最大限受け取って予約する」

「満足度が高いので、SNSで投稿する」

以下、繰り返し

これからご紹介するテクニックを弊社のホテルでも取り入れており、CHILLNNとSNSを上手く活用することでフォロワーの増加や自社予約比率の向上に繋がっております。

以上を踏まえて、 SNSで興味を持ってくれたゲストさんをスムーズに予約まで送り出してあげられるようテクニックを下記にて表現していきます。

具体的な方法

Twitter

1.プロフィールに予約リンクを埋め込む

プロフィールの中にはテキストやURL、アカウント(@●●●●)などを入れ込むことができます。
そこでプロフィールの中に「ご予約はコチラ」といった文言とCHILLNNのリンクを入れ込むことで、何かしらのツイート(投稿)を見てプロフィールに訪れた方がスムーズに予約に辿り着くことができます。

2.投稿に予約リンクを貼り付ける
CHILLNNでは、ABOUT、PLAN、ROOMそれぞれに記事を書くことができます。
その特性を活用して、投稿にCHILLNNの予約ページのURLを埋め込むことをお勧めしています。
例えば、新しいプランなどをシーズナルで打ち出すときなどに有効です。
これにより、ツイート(投稿)からスムーズに予約導線を敷くことができます。
Twitterの拡散力を活かして、沢山の方々に執筆した記事を見ていただけるような仕掛けを心掛けましょう!

3.推したいプランなどを「固定ツイート」に設定する

Twitterの特徴として、速報性が強いので、情報はどんどんタイムラインの下の方へ流れていってしまいます。
そのため、押し出したい投稿をプロフィールの中に1つだけ固定することがで、一つの投稿からプロフィール飛んできてくれたゲストはおすすめのプランなどを簡単に確認することができます。

固定ツイートでは、リンク先のキーヴィジュアルで興味を惹くことが大切ですので、ホテルの顔となるようなPLANや想いのこもったyp役ページなどを載せることをお勧めしています。その際、140字の魅力を引き立てるテキストや重要な情報を表現することが大切です。

この固定ツイートを設定することによって、CHILLNN予約ページに促せる可能性が高まります。

Instagram

1.プロフィールに予約リンクを埋め込む

プロフィールの中にはテキストやURL、アカウント(@●●●●)などを入れ込むことができます。
※ Instagramの場合、入れ込めるURLは1つまで。
そこでプロフィールの中に「ご予約はコチラ」といった文言とCHILLNNのリンクを入れ込むことで、何かしらの投稿やハッシュタグからプロフィールに訪れた方がスムーズに予約に辿り着くことができます。

2.ハイライトで施設に関する情報をまとめる

ハイライトは全ての情報が集まる場所と考えます。
ハイライト機能を使って、今まで投稿したストーリーズをわかりやすくまとめましょう。
各ハイライトの構成は予約をする上での必要な情報を表現するとわかりやすいです。

EX)ROOM、PLAN、オプション、イベント etc…

3.ストーリーズから予約リンクへ誘導する

ご存知の方が多いとは思いますが、前まではフォロワーが10,000人を越えていないと、ストーリーズに直接リンクを埋め込むことができませんでした。 先日、誰でもその機能が利用可能になるというリリースがありました!

Instagram、「ストーリーズ」へのリンク追加機能が誰でも利用可能に

ホテルのプロフィールに飛ばすこともできますので、宿の一番新鮮な情報であるストーリーズから予約ページまでの導線を作ることで発信から予約までシームレスに体験を提供することができます。 上の写真がその一例になります。

終わりに

CHILLNNとSNSを上手く活用して、指名買いしていただけるような素敵なゲストさんを沢山呼び込みましょう!

ご興味ある方はCHILLNNの担当者から直接レクチャーさせていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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