「自分だけの世界観を表現したい」と思っていても、OTAなど、自社サイト以外の販売チャネルでは魅力を伝えきれていない...
という悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
CHILLNNは、宿泊施設が魅力を磨き上げ、発信していくことで、お客様を継続的に獲得するための自社予約エンジンです。
今回は、広島県・尾道市のホテル “HOTEL CYCLE”さんにお話をうかがいました。
自社サイトだけでなく、直接予約エンジンでも最大限お宿の世界観を表現したい方や、独自のプラン設定でマーケティングを実践したい宿泊事業者の皆さまに必見の内容となっています!
■どんなお宿?
■よく活用している機能は?
■終わりに
サイクルフレンドリーなホテル『HOTEL CYCLE』
部屋数:28室
従業員数:16名
所在地:尾道市
開業年:2014年3月(1943年建築の海運倉庫だった県営上屋2号倉庫を改装)
CYCLEが指すもの、それは「時間の流れ」「循環」そして、「自転車」。
旅の宿として、特別な時間を過ごす場所として、建築やアートに触れる学びの場として、 サイクリングの拠点として、それぞれお過ごし方でご滞在いただけます。
--HOTEL CYCLEさんはどんなお宿ですか?
尾道市は海と山に囲まれ、古民家の立ち並ぶ美しい坂の街。しまなみ海道の本州側の起点として尾道には多くの観光客やサイクリストが訪れます。
HOTEL CYCLEは、尾道駅からほど近い、尾道水道沿いにあるサイクルフレンドリーな宿です。
リラックスした時間を過ごせるよう、自然素材を内装にもちいた客室には、この土地の伝統産業を活かした素材の家具やこだわりのアメニティをご用意しております。
また、橋の上のサイクリングや尾道の山手散策など、この土地を満喫できるアクティビティの楽しみ方もご提案させていただきますので、心と身体のサイクルを整えるための時間をお過ごしいただけます。
--よく活用しているCHILLNNの機能を教えてください。
Snack機能を活用しています。
--Snackの活用で、どのような課題が解決されましたか?
今まで行ってきた予約管理業務では、サイトを1から作成したことはありませんでした。
そういった意味では、スナック機能を紹介いただき、初めて作業をした時は苦戦しました。最初は、サイトをどうレイアウトするかを考えすぎてしまいました。自社サイトからアクセスした際に、画面を造りこみすぎてもHPとのギャップが感じられますし、どうせやるならストーリー性を持たせた方が面白いのではないか…など。ですが、作成していくうちに、あまり考えすぎないで直観で作成していくと、シンプルに自分たちの欲しかった画面がつくれたというのは、重要なポイントでした。直感的に作業できるため、いつの間にか時間を忘れて没頭してしまう印象です。
おおまかなデザインは、テンプレートを活用し、自分たちで構成をまとめ、内容を施設のトーンに合わせていくだけです。
HOTEL CYCLEでは、実際にほとんどのスタッフがsnack作成ができます。
私たちは「自分たちがワクワクしながら作り出すサービス・物こそが、お客様へのワクワクに繋がる」と考えており、snackを通してお客様が旅への高揚感を感じていただけるようにと思っております。
折角、宿泊プランまで企画するのですから、自分達で【楽しく作って楽しく販売】までできたら、最高です。
そういう意味で、スタッフのやりがいに繋がっており、スタッフ内での会話は、次に出すプランをどうsnackに活かすか、クリスマスなどのイベントプランのデザインを「ああしたい、こうしたい」と楽しそうに話していて、非常に良い効果が生まれています。
また、現場で企画したものを画面に反映し、ウェブデザイナーを挟まなくても良い点も、宿泊プランの<企画から販売>まで時間がかからず、作業効率が良いです。
外注だとスピーディーにいかないことも、現場レベルで可能になれば、気になった点も、すぐに修正⇒アップロードできます。
--機能解説
誰でも簡単に予約ページを作れるノーコードツール「Snack」とは?
--最後に、今後CHILLNNに期待していることはありますか?
分析機能を進化させることです。
自社サイトからの予約獲得、直比率を上げていきたいことに対して、【分析】が重要なポイントになります。
販売結果だけでなく、アクセス数や当ホテルと他の施設様で迷われたお客様が、結果的にどちらに予約をされたかなどの、より細やかな分析機能があれば、施設側も更なるブラッシュアップを行うことが可能となります。
宿泊プラン企画 ➤ サイト反映 ➤ 細やかな分析まで行える施設様が増え、より施設様独自の色がお客様に伝わり、ミスマッチなくお客様にご滞在を楽しんでいただける施設が増えたら考えます。
また、CHILLNNの様に操作が簡単なのに、自分達でサイトを作成できるという点では、予約業務の管理を仕事として「やってみたい!」と思ってもらえる若い方々も増えるのではないかと感じています。
今後もCHILLNNのみなさまには、施設側が感じる「あったらいいな」を叶えていただきたいと期待しております。